すぎはら眼科内科

Colonoscopy大腸内視鏡検査について

検査について

大腸内視鏡検査のイメージ

大腸内視鏡検査は先端に高性能のカメラがついた内視鏡で大腸全体(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)を詳細に観察する検査です。大腸の疾患の多くは内視鏡を行うことで正確な診断と治療を行うことができます。大腸内視鏡検査を受けることで小さな病変を早期に発見し、早期の治療を実現することができます。
当院では細い内視鏡を使用しております。大腸内視鏡検査は苦痛を伴うイメージが先行しておりますが当院ではできるだけ苦痛のない前処置、検査を心がけております。検査時間は早い方でおよそ10分程度です。鎮静剤を使用して眠くなった状態で検査をすることも可能ですので御相談ください。

当院は医師会指定の「岡山県医師会消化管精密検診施設」に指定されています。これは市町村が住民を対象に実施する胃がん検診及び大腸がん検診の結果、「要精検」となった方に対して、精密検診を行う医療機関です。安心して大腸内視鏡検査を施行してください。

内視鏡を施行する医師は消化管内視鏡専門医、消化器病専門医の資格を取得しております。

診断できる主な疾患

大腸癌および大腸ポリープ

近年日本では大腸癌の死亡数が増加傾向にあります。特に女性では大腸癌が死因のトップになるほど増加しています。大腸癌の大部分は小さなポリープから発生します。小さなポリープであれば内視鏡で早期に発見し早期に治療することができます。切除に伴う痛みはなく数分の処置を発見時にその場で行うことで、完全に根治することが可能です。

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

大腸を中心に炎症が慢性的に発生する疾患で、腹痛、血便、下痢などの症状が出現します。近年増加傾向にあり10代〜20代の若年層にも好発します。根本的な原因は解明途上にあります、有効なお薬が続々と開発をされてきており適切な治療を行うことが可能です。上記の症状が継続する場合は大腸内視鏡検査をすることで適格な診断を行うことが可能です。

検査の手順

検査数日前

検査数日前から消化の悪いもの(キノコ類、果実類、繊維の多い野菜など)の摂取は控えてください。

検査前日

検査前日専用のお食事の摂取をお願いします。食事は19時頃までに済ませてください。
就寝前に下剤を内服します。水分の摂取はしっかりお願いします。

当日

検査施行前の下剤を内服してもらいます。当院の個室あるいは自宅での下剤の内服が可能です。
注意事項に従って慎重に服用してください。

検査直前

検査前の個室にへ移動して準備と検査の説明をいたします。

検査中

指示に従って楽にしておいてください。

検査後

画像を示しながら検査の説明をします。鎮静剤を使用した場合は1時間程度個室で安静にしてお過ごしください。

費用の概算

     
1割負担2割負担3割負担
検査費用2000円4000円6000円
  • ※検査費用は概算で診察代などは別途必要です。
  • ※追加で組織の採取を行う病理検査や、大腸ポリープを摘除した場合は別途必要です。
  • ※鎮静剤を使用して検査をすることも可能です。
    使用に際しては注意事項がありますので事前にご相談ください。
上部消化管内視鏡検査のイメージ