すぎはら眼科内科

Influenza Vaccineインフルエンザワクチンについて

インフルエンザとは

インフルエンザのイメージ

インフルエンザは、毎年冬季に流行する感染症です。突然の高熱、咳、のどの痛み、鼻水、全身の倦怠感、筋肉痛などを引き起こします。多くの方は適切な治療薬によって回復しますが、高齢者や糖尿病・心疾患・呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方では、肺炎や心不全などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。

特に65歳以上の方では、インフルエンザによる入院や死亡のリスクが高くなるため、毎年のワクチン接種が推奨されています。

ワクチンの効果

インフルエンザワクチンは、感染を完全に防ぐものではありませんが、

ことが期待されています。接種後、効果が現れるまで約1から2週間程度かかり、その効果は約5から6ヶ月程度持続すると考えられています。流行前の10月~12月頃の接種がおすすめです。

インフルエンザワクチンの種類について

① 標準的な不活化ワクチン(4価ワクチン)

標準的な不活化ワクチンのイメージ

現在、日本で最も広く使用されているワクチンです。

含まれる株は、A型(H1N1)A型(H3N2)B型(ビクトリア系統)B型(山形系統または流行予測株)の4種類です。国内で最も実績がある一般的なワクチンです。

生後6か月以上から接種可能で安全性もあるものと考えられます。

② 高用量インフルエンザワクチン(エフルエルダ®

エフルエルダのイメージ

2024年に日本で承認され、2025年度から高齢者向けに使用が開始されました。

通常ワクチンの約4倍の抗原量を有しており、より高い予防効果が期待されます。60歳以上が対象であり、発症予防効果や入院リスク低下が期待されます。

(自費で接種する場合は当院では税込8800円です。)

③ 経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト®

フルミストのイメージ

鼻に噴霧するタイプのワクチンです。注射が不要で痛みがありません。1回投与ですみます。

対象は主には2~18歳です。デメリットは重度免疫不全者には使用できないことや成人への適応は未確定であることです。

(当院では7700円です。)

どれを選ぶべきか?

接種すべきワクチンは小児ではフルミスト®か標準的不活化ワクチンでいずれも選択肢になります。13~60歳では標準的4価不活化ワクチンが基本です。

60歳以上では標準的4価不活化標準ワクチンか高用量ワクチン(エフルエルダ®)の選択になります。特に、糖尿病、心不全、冠動脈疾患、慢性腎臓病、COPDなどの重症化リスクが高い方では、高用量ワクチンのメリットが大きいと考えられます。

接種回数

接種回数のイメージ

13歳以上:1回接種

生後6か月~12歳:2~4週間隔で2回接種(フルミスト®は1回)

副反応について

接種後に以下の症状がみられることがあります。

通常は2~3日程度で改善します。

まれな副反応としてアナフィラキシー、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病などがあります。

接種後に強いアレルギー症状が出現した場合は、速やかに医療機関を受診してください。

接種できない方

その他、医師が不適当と判断した場合は接種できません。

岡山市・倉敷市・早島町の公費助成について

# 岡山市

岡山市では高齢者インフルエンザ予防接種の助成制度があります。令和8年度は制度内容の変更が予定されており、75歳以上では高用量ワクチンも選択可能となる予定です。自己負担額は年度ごとに変更されます。
岡山市公式サイトはこちら

# 倉敷市

倉敷市でも高齢者を対象とした公費助成制度があります。倉敷市での高容量ワクチンの接種公費負担額は未定です。
倉敷市の公式サイトはこちら

# 早島町

早島町でも高齢者インフルエンザ予防接種の助成制度および減免制度があります。
早島町公式サイトはこちら

インフルエンザワクチンのイメージ

当院ではインフルエンザワクチン接種を毎年行っています。予約方法や接種費用についてはお電話または受付にてお問い合わせください。

ご自身を守るだけでなく、ご家族や地域の皆さまを守るためにも、毎年のワクチン接種をご検討ください。

特に高齢者で糖尿病・高血圧・心疾患をお持ちの方は重症化リスクが高いため、当院では積極的にワクチン接種をおすすめしています。

(本ページの画像はAIにて作成したイメージ図です。)