白内障手術を行うための手術装置です。手術を安全に行うための充実した機能を搭載しています。解像度の高い顕微鏡を使って眼の中の細かい組織を観察しながら手術をすることができます。
目の屈折度数(近視、遠視、乱視)と角膜曲率半径(角膜のカーブ)を測定します。視力を測定する基本の検査です。
角膜に圧縮した空気を吹き付けて、眼に触らずに眼圧(目の中の圧力)を測定します。また角膜厚に応じて眼圧を補正計算することにより、より正確な眼圧値を計測できます。
視野を測定します。定期的に検査することで病気の進行具合などを捉えることができ、緑内障や視神経の疾患には必須の検査です。
フリッカーの点滅により視野異常を効率的に検出することができる機器です。
網膜の断層画像や造影剤を用いない血管撮影(OCTアンギオグラフィー)を行うことの出来る装置です。網膜疾患や緑内障には病気の早期発見にもつながります。
後発白内障手術(白内障手術後に眼内レンズのはいった袋状の膜の混濁をレーザー切開する)とSLT(選択的レーザー繊維柱帯形成術)という緑内障に対するレーザー治療も可能です。
網膜裂孔、糖尿病網膜症、眼底出血などの網膜疾患のレーザー治療を行います。赤色光(波長647.1nm)、黄色光(568.2nm)、緑色光(520.8nm、530.9nm)さらに黄色+緑色光の混合レーザーと眼底の照射部位に応じてレーザー光を選択することができます。
眼底写真を撮影する際、瞳孔を広げなくても無散瞳で眼底観察・記録することができます。